旅行記【下関〜宮崎〜別府】①

前回の旅行(青森・秋田旅行)では旅行記を書こうと思ったものの、序章(目的地に着いて夜行バスを降りるまで)を書いて飽きてしまったため、今回こそ旅行記を書き切ってみようと思う。自分への挑戦である。 1日目(東京港) 家を出て、有明にある東京港へと…

うつ病だけど旅行行く

皆さんご存知の通り、わたくし自宅はうつ病で療養中の身である。 お医者さんから「はい休みなさいね〜」と目の前に置かれた莫大でまっさらな時間と暇に、時折恐ろしくなってしまう。時間が有り余ってしょうがないなんて、社会人としてはありがたいことだし、…

雪が降らなかった日

今日、 平年より9日遅く、昨年より8日遅い初雪が観測されたとウェザーニュースが発表した。別に雪に対して特段良い思い出があるわけではないのに、意味もなくワクワクしながら窓を開ける。 だが、外はただただ極寒な空気が広がるだけだった。残念ながら私の…

帰る場所がない話

大晦日、実家に帰った。 あちら側にとって、「私が帰省しない」という選択肢はどうやら残されていなかったようなので、まあ美味しいものでも食べられれば…と、学生時代は滅多に乗らなかった特急列車で地元茨城へと帰った。 上京5年目にして、家族や親戚が聞…

市民プールに行きました

※参考画像です みなさんは、このようなツイートを見たことがおありだろうか?そう、自宅は今、水泳にハマっているのである。 先日、約10年ぶりにプールで泳いだ。 私はいわゆる運動嫌いの運動オンチだ。 小学生の時から万年ショートヘアだった為、風貌だけは…

旅行記 序章

「生活のために仕事をしているのか、仕事のために生活をしているのか、わからなくなってきてしまったんです」 そう言いながら会社の社長の前で大号泣したら休みをくれた。そこで、急ではあるが旅に出ることにした。 さりとて行くあては無かった。 とにかく遠…

喫茶店にて

①歩いてちょっと遠くの無印に行く ②花瓶を買う ③喫茶店ぽい喫茶店でオリジナルブレンド的なコーヒーを飲みながら読書する 今日という休日を有意義に過ごす為 私が私に課したタスクだった。 正午過ぎ、昨夜録画した漫才番組(爆問と霜降り明星のやつ)を観て…

“コロナ文学”ってあるんですかね

ふと考えた。 第二次世界大戦下において戦争文学が誕生したように、東日本大震災の後に震災文学が誕生したように、センセーショナルな出来事には文学が付き物である。そして後世の人々は、時として文学を通じて当時の出来事について知り、思いを馳せることに…

夜に聞こえる車の音

2020年2月24日、午前3時15分 アルバイトの最後の出勤でもらった花束を全てバラし、天井に麻の紐を引っ張り全て干した。 エアコンの風がよく当たる位置、1週間もすればそこそこ乾いているだろう。明らかにドライフラワー向きでない、水を含んだ花はマグカップ…

2020年1月10日 日記

銀座で泣いていた。 別に場所はどうだって良いのだが、“銀座”と明記した方が街並みの煌びやかさと惨めな顔をする自分との対比が生まれるので面白い。イルミネーションは12月で終わりではないのか、並木には金色の電飾が巻かれている。私は昨今もてはやされて…

電車とかけてTwitterと説く

電車でTwitterをしていて、ふと電車とTwitterは似ているなと思った。 例えば、電車は匿名性の高い乗り物だと思う。隣の人が誰なのか、どんな名前でどんな職業でどこに住んでいて…等いちいち気にしない。電車に乗ってしまえば、お偉いさんもただの学生も、皆…